Regenerative medicine自家培養皮膚線維芽細胞注入

About皮膚線維芽細胞注入とは

皮膚線維芽細胞注入はご自身の皮膚を少量採取して、国に認可された細胞加工施設において培養技術によりその皮膚組織から線維芽細胞を多量に増やした後、クリニックにてご自身の体へ戻す(皮内注入)するという新しい治療です。

Recommendこんなお悩みにおすすめ

  • 人工物を使用したくない方
  • 肌質そのものを良くしたい方
  • 自分自身の細胞を使用したい方
  • 分かりやすい変化を求めていない方
  • 自然な仕上がりを求めている方
  • 従来の治療で満足されていない方

Description治療について

線維芽細胞とは

線維芽細胞とは、皮膚の真皮の構成成分でコラーゲンを産生する細胞です。 この細胞密度がストレスや加齢に伴い減少することでコラーゲンやエラスチンなどの産生も低下し、肌のハリや弾力性の低下を来してしまいます。自家培養線維芽細胞注入は、あなたご自身の線維芽細胞を注入し、その注入した線維芽細胞がコラーゲンなどの肌の構成成分などを産生することで、新しく肌を再生することが期待されます。本治療法はエイジングによるしわを改善することが目的です。

治療方法

皮膚組織の採取

本治療の提供基準に合致することを確認し、培養するために耳の後ろの柔らかい肌から皮膚組織を小豆大で採取します。 耳の後ろは摩擦が少なく、また紫外線などの外界からのストレスも少ないため肌が若いため、培養細胞として利用するソースとして最適です。本来縫わなくても良いくらいの傷でもあり、採取直後の傷も目立ちにくく、ストレスもかかりにくいので傷の治りが早いです。

線維芽細胞の培養

国に認可された細胞加工施設において培養技術によりその皮膚組織から線維芽細胞を培養します。

培養線維芽細胞の注入

皮膚に注入します。局所の皮膚に注入された培養線維芽細胞は、その場所で最速で1ヶ月、通常3~6ヶ月かけてコラーゲンを産生し、しわを改善します。

Point皮膚線維芽細胞注入の特徴

  • 細胞が生着するから
    効果が持続する
    従来の治療ではヒアルロン酸やコラーゲン製剤の注入が行われてきました。しかし、これらは体にとっては異物であり、体の中で次第に分解・吸収されていくため、定期的に注入を繰り返す必要があります。また、注入の仕方によっては不自然にな仕上がりになる可能性があります。 本治療で注入する細胞はご自身のものなので、吸収されることなく生着し、自然な仕上がりとともに、その持続効果は2、3年から数年とされています。
  • 自分の細胞だから
    安心・安全
    本治療で注入する細胞はあなたご自身のものなので、拒絶されることなく生着します。
    また、米国で1999年までに行われた約1,500症例の臨床研究においては長期フォローの結果72%の有効性が示されている他、重度の副作用報告がないなど、安全性の高い治療として知られています。2011年にIsolagen社 (商品名 LavivTM)が米国医薬食品局(FDA)より自家培養線維芽細胞製品の承認を取得しています。
  • 1回の皮膚採取で
    複数回の注入が可能
    培養技術により、少量の皮膚組織から多量の培養線維芽細胞を得ることが可能なため、複数回の注入も可能です。
    また、採取して培養した細胞は凍結保存が可能ですので、治療に使用した細胞を凍結保存しておけば将来的に使用することが可能です。

Detail施術詳細

  • 治療期間

    原則として、1~2ヶ月後に1回目の注入4~5週間の間隔をあけて2回目の注入を受けていただきます。また、可能な限り定期的(1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後、1年後)に通院をしていただきます。

    ※投与日程に関しましては、担当医師とご相談の上、決定してください。
  • ダウンタイム

    針の刺入痕が小さく赤い点として残ることはありますが、内出血はほとんど見られず、翌朝には気にならない程度になります。

  • 注入量の目安

    1. ほうれい線:1cc
    2. 目の周り:1cc
    3. :1cc
    4. 首元:1~2cc
    ※注入部位は直前まで変更可能ですが、目安を参考にどの部位に注入されるかを事前にお決めください。
  • リスク・副作用

    皮膚組織採取に際して

    通常、左右どちらかの耳の後ろから1cm2以下(小豆大)の1断片のみを採取しますので、一過性の出血および多少の腫脹を伴います。創部は基本的には1週間程度で治ります。組織採取後は抗菌剤および必要に応じて鎮痛剤と消炎剤を処方します。

    皮膚を採取した部位から出血しますので、十分な止血目的もあり創部を縫合して終了します。術後7日間は過度な負荷がかかる運動や過剰に汗をかくような作業は控えてください。創傷治癒過程で創部に感染を起こす危険性があります。

    線維芽細胞注入に際して

    注射部位からの出血・皮下出血、また同部位の発赤及び軽度炎症反応が起こり得ます。起こっても、通常は1週間程度で完全に消失しますが、ごく稀に数ヶ月〜1年程度続く場合があります。

    非常に稀ですが、注射部位にバイ菌が入って感染を起こしてしまうことがあるかもしれません。この危険性を最大限減らすため、注射後に抗生剤入りの軟膏を塗布し、抗生剤の内服をしていただきます。

    効果の程度や持続期間は患者さんの術前所見や年齢、治療の回数によって異なり、治療効果に個人差があります。

    治療時および後に使用する薬剤による副作用が起こる可能性があります。抗生剤や痛み止め、消炎剤などですが、過去に薬剤アレルギーの疑いや既往のある方は、事前にお申し出ください。万が一、アレルギー症状が起こった場合は、症状に応じて適切な処置を行いますので、直ちに当院までご連絡ください。

    基本的に当院では自己血清を使用した培養細胞を使用した治療を行いますが、患者さんによっては自己血清が十分に採取できない場合に、ご希望者は自己血清の代用としてウシの血清を使用致します。このウシ血清は狂牛病に感染する危険性がないとされる国(オーストラリアやニュージーランドなど)産のものを使用します。ウシ血清を用いて、すでに世界中で数千件以上の培養表皮の移植が行われており、プリオン感染は皆無であるといった実績があります。したがって、使用するウシ血清を介してプリオンが感染する可能性はほとんどない(0%に近い)と考えられます。しかしながら、現状では血清中のプリオンの有無を調べる有効な検査方法がありませんので、プリオン感染の危険性について100%は否定できません。さらに培養細胞を使用する前には、ウシ血清の成分を除くために血清を含まない液で十分に洗浄した後に移植を行います。

Flow治療の流れ

  • 医師のカウンセリング

    医師によるカウンセリングを行います。
    治療法についてなど気になる点があればお気軽にご相談ください。

  • 血液検査

    血液検査を行います。

  • 皮膚組織の採取、採血

    本治療の提供基準に合致することを確認し、培養するために耳の後ろの柔らかい肌から皮膚組織を小豆大で採取します。また、培養するために必要な血清もご本人のものを使用するため、同時に採血も行います。採血量は200〜400mL(献血の量程度)となります。

  • 線維芽細胞の注入

    線維芽細胞と生理食塩水の混合溶液(細胞懸濁液)の状態で皮膚のしわなどの部位に複数回に分けて少量ずつ細かく皮下へ注入します。

  • ご帰宅

    体調に問題がなければ、お帰りいただけます。施術後は可能な限り定期的に通院をしていただきます。

Contactお問い合わせ

まずは、お気軽にご相談ください。

※診察をされる場合は初診料3,300円が別途かかります。

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